他の植物油と同じく、1グラム当たり9キロカロリーありますので、オリーブオイルを摂取したために痩せるということはありません。健康という観点からは、動物性脂肪の摂取を控え、その分のカロリーをオリーブオイルで補うことがすすめられます。
安定性に優れているため、揚げ油として高温で使用しても有害物質を形成することはありません。一定温度(180度)で調理し、そのつどろ過して不純物を取り除けば、10回以上使用してもオリーブオイルの栄養特性が損なわれることはありません。
古代エジプトやギリシャ・ローマ時代から皮膚の乾燥やかゆみを防止する目的で使われています。また、香水や石けんの材料としても長い歴史があります。顔の皮膚の衰えや荒れの防止に効果があることも良く知られています。
オリーブオイルは気温が10度を切ると白濁・凝固することがありますが、常温に戻すと濁りは消えます。オリーブオイルが自然食品であることを示す現象であり、白濁・凝固を繰り返しても品質が悪くなることはありません。
適切な方法で保存すれば他の植物油より長くもちます。密封したままで冷暗所に保管すれば2年は大丈夫です。開封後も使うたびに固く栓を閉めて冷暗所に保存すれば、品質を長く保つことができます。
一般的に高温で調理する揚げ物や炒め物、オーブン料理などには「オリーブオイル(ピュア)」を、料理の仕上げやサラダなどには「エクストラバージン」を使います。これは高温で調理すると「エクストラバージン」独特の風味が失われてしまうためです。
バージンオリーブオイルの中でも酸度が1%以下で、官能検査によって味、香り、食感などに欠陥がなく、かつ好まし風味を有すると認められたものが「エクストラバージン」と呼ばれます。いわゆるピュアオリーブオイルは、バージンオイルを精製オリーブオイルと混和することによってマイルドにしたものです。
オリーブ樹の品質や育った地域の土壌、気候などによって、オリーブオイルの風味、色合い、香りは異なります。これがオリーブオイルが他の植物油と違うユニークな点です。例えば風味は一般的に「軽い」「マイルド」「セミ・フルーティ」「フルーティ」などに分けられます。