トルコ国内のオリーブの産地
黒海沿岸、エーゲ海沿岸、地中海沿岸地方でオリーブが産出されていますが、最も上質なオリーブはエーゲ海沿岸でとれます。
トルコはオリーブの原産地の一つであり、オリーブについては6000年の歴史があります。創世記の大洪水の後、ノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの枝を持ち帰った話は多くの人が知るところです。ちなみにノアの方舟が洪水の後に辿り着いた地表は、トルコのアララト山の頂きだったといわれています。イスラム教の聖典「コーラン」にもオリーブについての記述があり、神が人間のために創った植物として名前を挙げて特筆されています。
トルコのエーゲ海岸は、世界で最もおいしい上質なオリーブの産地です。産出量こそスペインやイタリアに及びませんが、オリーブオイルを輸出できる数少ない国の一つです。特に、スペインやイタリアはトルコ産オリーブオイルの最大の輸入国となっています。これらの国々では、トルコ産オリーブオイルが自国産オリーブオイルの味の調整に用いられていますし、海外向けに輸出するオリーブオイルのかなりの部分にトルコ産のものをブレンドしていると言われています。
トルコで栽培されているオリーブの種類のうちの一部です。トルコは食卓用ブラックオリーブの生産量では世界一です。
トルコのオリーブは約7割がオリーブオイルに加工されていますが、国際オリーブオイル協会の水準と等しいトルコ規格に合致することが求められます。こうして生まれたトルコ産オリーブオイルは品質レベルが高く、特にバージンオイルは高い評価を得ています。フルーティで甘さを感じられるのが特徴です。イタリア産、スペイン産にみられるクセやえぐみ、苦味がなく、どんなお料理にもよく合います。